Statue of Asclepius
exhibited in the Museum of Epidaurus Theatre
坂本百代氏の分析によれば、「医学の神」とされるアスクレピオスの医療にはつぎのような特徴がある
この学派は死を忌み嫌い、死を寄せ付ず、重病人は入院させなかった
同時に、出生も医療の対象とはしなかった
つまり、生と死を除外した人生の中間の時期を対象としていた
そして、生を楽しみ、文化的に充実することを医療の目的としていた
その施設が、アスクレピオス神殿(アスクレペイオン)であった
そこには劇場や図書館があり、病院が学問の府の様相を呈していたという
死後、ゼウスはアスクレピオスを蛇遣い座の中に置いたとされている
上の写真にあるように、アスクレピオスはシンボルになっている蛇が絡まった杖を持っている
それはそのまま医学の象徴にもなっている
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