Clive Staples Lewis(1898-1963)
リチャード・アッテンボロー監督作品 Shadowlands(1993)
邦題 『永遠の愛に生きて』
アメリカのユダヤ人詩人ジョイ・デイヴィッドマン(Joy Davidman, 1915–1960)と知り合い、1956年に結婚
4年後にはジョイは骨腫瘍のため45歳で亡くなる
ルイスは一度捨てた信仰を取り戻している
このような不条理に彼はどのように向き合ったのか
ジョイが亡くなった僅か3年後に彼も息を引き取った
64年の人生であった
ルイスは還元主義者が使う 「それは・・・にしか過ぎない」 という表現から "nothing-buttery" という言葉を作った
例えば、「生命はDNAの化学と物理学にしか過ぎない」、「脳は機械にしか過ぎない」 というものの見方である
そこには何かが欠けているように見える
部分がわかったとしても、その部分が作っている全体の理解には至らない
DNAの構造が明らかになっても、われわれは自身の生を理解したことになるだろうか
半世紀以上の歴史の中にその答えがある
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