帰国の度に、科学の成果に哲学的考察を加える「サイファイ・カフェSHE」を開いている
今回パリに戻り、この姉妹店を出してはどうかというアイディアが固まってきた
科学からではなく、哲学の蓄積から人間存在を考える「カフェフィロ・ポール(PAWL)」と名付ける予定の場である
PAWLは、ピエール・アドーさんの『生き方としての哲学』 の英訳 Philosophy As a Way of Life の頭文字
この機会に二つのカフェをまとめる場として、「サイファイ研究所 I for SHE」 を設けることにした
I for SHE は Institute for Science & Human Existence の略だが、「彼女のためのわたし」という意味にもなる
この研究所で取り上げる科学、医学、哲学、歴史、宗教、さらに人間存在まで、フランスではすべて女性
今回パリに戻り、この姉妹店を出してはどうかというアイディアが固まってきた
科学からではなく、哲学の蓄積から人間存在を考える「カフェフィロ・ポール(PAWL)」と名付ける予定の場である
PAWLは、ピエール・アドーさんの『生き方としての哲学』 の英訳 Philosophy As a Way of Life の頭文字
この機会に二つのカフェをまとめる場として、「サイファイ研究所 I for SHE」 を設けることにした
I for SHE は Institute for Science & Human Existence の略だが、「彼女のためのわたし」という意味にもなる
この研究所で取り上げる科学、医学、哲学、歴史、宗教、さらに人間存在まで、フランスではすべて女性
「こと」 の初めとしては、すべてがストーンと落ちたという印象がある
「科学から人間を考える」 試みのお知らせ、あるいはグレゴリー・ベイトソンさんのこと(2011-8-17)
これも日本からパリに戻って1-2週間の一瞬のことであった
その理由はわからないが、今のところ次のように考えている
日本の様子を観、いろいろな方と接触する過程で感じ取ったすべてのもの
それが無意識のうちにわたしのどこかに働きかけていたのではないか
その「どこか」とは、それまでわたしが感じ、考えていたもの溜まっていたはずのところである
そこにほんの少しの力が加わり、一つの形として流れ出したのではないかと想像される
この週末、8年前の記録を読み直していたところ、今回の萌芽と思われる記述が見つかった
ただ、当時のアイディアはまだ熟していないと感じていたことも分かった
それが実を結ぶまで、8年の蓄積が必要だったことになる
決定論の立場から言い直すと、今回の結果の原因は8年前に蒔かれていたことになる
そして、ある「こと」が起こっている時には、それがいつどのような結果を齎すのかは分からない
8年前に現在の状況など想像さえできなかったことでもよく分かる
今回の「こと」が、一体どのような「こと」の原因になるのだろうか
これから注意深く観察を続けたい
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(dimanche 29 septembre 2013)
この週末、Institute for Science & Human Existence と同じ名前の組織があるか検索してみた
わたしがやった範囲では、なさそうである
もしそうならば、世界初の研究所ということになる
それが名前だけに終わらないようにしたいものである
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