jeudi 8 novembre 2012

メタフィジークについての言葉


MK2のリブレリーでのこと、題名が隠れた小さな本を見つけ、取り上げる

どこかに繋がる扉がそこにあるのではないかという、いつもの期待とともに

そこにあったのは、アンドレ・コント・スポンヴィル(André Comte-Sponville, 1952-)さんの La philosophie

クセジュで『哲学』として訳されている

ざっと目を通しただけだが、哲学の捉え方がしっくりくる

 こちらに来てから気になっているメタフィジークについて、こんなことを言っている



哲学するとは、知り得ることを超えて考えること

形而上学をするとは、考え得る限り、考えなければならない限り考えること

知っている以上のことを言わないのだとしたら、哲学を諦めて科学をやるしかない

知り得ることを対象にするのが科学で、知り得ないことを対象にするのが形而上学だからだ

 哲学を止めることは、科学がわれわれに何を教え、何を知らせないのかについての自問も拒むことになる

メタフィジークの放棄は、何ものも齎さないのである




Aucun commentaire: