mercredi 28 janvier 2015

最新の免疫学関連本二冊


今週はパリから南へ1時間のところにあるシャルトルで過ごしている

町のリブレリーに入り、免疫学関連の本が目に入ったので紹介したい

一つは、昨年出たフィリップ・クリルスキー(Philippe Kourilsky, 1942-)博士のもの

(Odile Jacob, 2014)

博士は、2012年までコレージュ・ド・フランス教授だった

講義を何度も聴いたが、この本はその総決算という印象がある

哲学的な雰囲気もあり、新しい見方を提供しようとしているようにも見える


もう一冊は、パスツール研究所のジャック・テーズ(Jacques Thèze, 1944-)博士の出たばかりのもの

 (Odile Jacob, 2015)

博士は、わたしがボストンに滞在した時期にベナセラフ(1920-2011)博士の研究室に留学していた

そのため、セミナーなどではお顔は拝見したことがある

その意味で、懐かしいお名前である

この本の構成は伝統的・教科書的なもので、その内容が新しくなっているという印象である

あくまでも第一印象ではあるが、免疫学全体に新しい見方を提供しているという感じはしない

読後に新しい感想が出てくることがあれば、改めて書いてみたい





vendredi 16 janvier 2015

パリから見えるこの世界 (24) 後世はラマルクの復讐をしたのか、そして初めてのイスラエル


雑誌 「医学のあゆみ」 に連載中の 「パリから見えるこの世界」 第24回エッセイを紹介いたします

« Un regard de Paris sur ce monde »

医学のあゆみ (2014.1.11) 248 (2): 174-178, 2014 


ご一読、ご批判いただければ幸いです