dimanche 29 mars 2009

考えるために生きる Vivre pour penser



科学の内容から如何にして哲学的テーマを探り出すのか

それがこれからの課題になる

哲学とは何か

永遠のテーマだが、フランス語を始めてから « Réflexion » という言葉に反応している

立ち止まって振り返ること 自らに戻ること

言葉や問題の根に戻って考えること

そしてそこから生まれたものを生きること

生きることと結びつかないことには意味を感じなくなっている

生きるために考える (Penser pour vivre) ではなく 考えるために生きるのだ

カントはこう言ったという

「哲学を学ぶことはできない 哲学することしか学ぶことはできない」

« On ne peut apprendre la philosophie, on ne peut qu'apprendre à philosopher. »

それさえもできるのだろうか

しかし よく生きるためにはそれ以外に方法はなさそうだ

哲学とは知ではない

科学知ではない

科学知足らしめているものを振り返ることか

この世にあるあらゆるものの意味を振り返ることか

おそらく それは知に至る運動なのだろう

ソクラテスに待つまでもなく

何も知らないわれわれはこの運動を最後までするしかなさそうだ

しかし それはわれわれに何をもたらしてくれるのだろうか

おそらく 最後までわからないだろう

ただ その運動をしている間は十全に生きていることを感じることができるような気がする

それ以外に求めるものはないのかもしれない

それ以外は付録のようなものかもしれない




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