jeudi 24 décembre 2009

専門誌で思い出すこと


アメリカ生活3年目くらいからのことではないかと思う。結果が思うように出てくれないので、完全に待ちに入っていた時期がある。この1-2年間、何を思ったのか New England Journal of Medicine、Lancet、Science、それにイギリス人のボスの部屋で見かけた Daedalus (American Academy of Arts & Sciences の機関誌) を自分で取ることに決め、研究テーマとは関係ない記事や論文を読んでいた。今振り返ってみると、この態度はものを遠くから広く見ようとするもので、ある意味では哲学的な視線を楽しんでいたことになる。ゼロから始めなければ駄目だとでも思っていたのだろうか。現在の歩みにあまり違和感を感じないのは、このような時間とも繋がっているような気もしてくる。昨日の記事が思い出させてくれた人生の一断面になる。

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