2008年 10月 21日
不思議な感じがしている。この夏に偶然入った書庫で学生時代に読んだダーウィンの伝記を見つけ、パリに戻ってから彼の自伝で貴重な言葉を見つけ、アメリカ時代の恩師EAB先生はダーウィンのような科学者を目指していたことを思い出した。そして大学のマスター2年目のクールはダーウィンを中心に据えた進化についてと遺伝についてで、ダーウィンの占める位置が大きい2つになっている。前期はダーウィンを中心に回りそうである。さらに振り返ってみると、こちらに来る前に読んだエルンスト・マイアの1961年の論文で、 機能的な生物学と進化の視点から見る生物学という分類に触れ、それまでの科学の歩みに抱いていた不全感の理由がはっきりとわかるようになった。すべてダーウィンがらみになる。ある現象の訳を、意味を知りたいと思ったら、進化の目が必要になる。「意味」の中味はいろいろあり一言では論じられないのだが、、。これからしばらくの間、ダーウィンについて触れることになりそうである。ところで、来年はダーウィンの記念すべき年になっている。すべてが絡み合っているようだ。
ケンブリッジ大学の祭典サイト
"The Festival" Cambridge, 5–10 July 2009
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